お久しぶりです(?)
ベンチャーに転職して約8カ月経った5月。実はメンタルダウンして休職に入りました。
休職も2か月ほど経ち、だいぶ考えがクリアになってきたので冷静に一度アウトプットしてみようかなと思います。
近い状況にある方の何かの参考になれば幸いです。
2児の保育園児持ちワーママ、仕事するのは好きなので、働き方を変えるべくリモート・フレックス・時短のデキるベンチャーへ転職したのが約8か月前。
新卒から14年も務めた古巣を飛び出したのだから、ある程度慣れるまではガムシャラにやるしかないのは百も承知のつもりでした。
でも、3か月、半年と走り続けているうちに(最初はキャッチアップのため仕方ないと思っていたけど)「あれ?このハードモードな働き方がデフォっぽいね・・・?」と気付き始めます。
いつになったら平和に働けるのか。正直そのために転職した、時間の自由度があがってストレス少なめのワーママライフは永遠にやってこなそうだぞこれは。と思い始めていました。
- 全身蕁麻疹発症(人生初)
- 頭皮の猛烈なかゆみ・大きなフケの発生:たぶん脂漏性湿疹ですね(人生初)
- 突然涙が出てくる
- ひどい頭痛と首肩の凝り(息ができない、とよく言ってました)
- 子どもたちへの爆ギレ連発
- 仕事の優先順位付けができなくなりマネージャーのマイクロマネジメントが始まる
(今日1日のタスク報告とかける予定時間・実際にかかった時間の報告) - 自己肯定感底辺
仕事上で、1人で任されてやっていたチームとしては大事で大きい案件で、考えられないような大きなミスをしてしまった翌日。全身それこそ顔から足までブワーっと蕁麻疹が出て皮膚科へ駆け込みました。
蕁麻疹が1週間ほどで引いたその後、しばらくすると今度は頭皮が猛烈にかゆくなり、すごく大きな皮膚の剥がれがあるではないですか。かなりショックです。これも皮膚科へ駆け込みました。こちらは治るのに時間がかかり、半年たった今もシャンプーは皮膚科が教えてくれた超低刺激なものしか使えなくなってしまいました。ヘアカラーも半年してません。でもカラーしないと美容院代安いですねw これを機に黒髪に戻そうか。
そして夕方、PCを閉じて子どもたちのお迎えへ行くまでのつかの間に時間に「なんかもう(すべてが)やだな・・」と泣いている自分。
子どもたちをお迎えに行き夕食、お風呂、寝かしつけにも過去にないレベルのイラつきで怒鳴ること多数。5歳の上の子がおびえた顔でこちらを見ているのがまためちゃくちゃショックで子どもにキレてる自分が嫌で、大声で泣く。
マネージャーからは大丈夫ですよ、落ち着いてやりましょう、いつでもヘルプ出してください、何がつらいですか?と毎日声をかけられれる日々。
てか、なんでこの人に毎日励まされながらやってんだろうか??と思いながらslackでは土下座マーク連発、zoom上では苦笑いの日々。
そして「自分ってこんな人だっけ?」「自分って何が得意だっけ?」「こんなに仕事できないっけ?」「自分らしさ皆無だ。自分らしさってなんだっけ?」とぐるぐる毎日思い始めていました。
・・・
うーん。なんかまずいかも。ちょっとおかしいぞ自分。そう思い始めていました。
上記の兆候が表れてるんだけど、月曜日の朝にPCを開けば予定は詰まっていて、zoom商談やミーティング、各種タスクに追われる日常です。まあ、もっとハードなワーママは世の中いくらでもいるし、がんばるしかない。仕事し始めればいつもの通りだ。
そう思ってまたいつも通り社内ミーティングに出ていたときです。
「〇〇の案件のタスク、今朝のtodoリストになかったけど進捗大丈夫そうですか~?」とマネージャーが私にきいてきました。全く責めた口調などではなく、普通に確認をされました。
・・・
(一番大事な案件なのに、全くすっかり忘れていた。そんなことある? やばい。でもほかのタスクが詰まっててやる時間はない。もう無理だ・・・もういやだ・・・勘弁してくれ・・・・)
と思ったら、突然バーッと涙が出てきてしまい、無言でzoomのカメラをオフにしてマネージャーへDMで連絡しました。
突然のミーティング中の画面オフ。毎日オンラインで打合せしていた他のチームメイトもびっくりしたかなと思います。
その後、マネージャーがすぐに時間をとってくれて話し合いました。そんな状況まで追い込まれていたなんて申し訳ない、一度タスクを全外しして有給で休みましょうか、と言ってくれました。
毎日タスクを書き出していたリストやスケジュール表から、視覚的にも全部削除されたとたん、ドッと肩の荷が下りたのを心底実感しました。
その後、マネージャーはまさか休職するほどではないだろうと思っていたと思いますが、何かのタガが外れてしまった私は、とてもじゃないがあの日々には戻りたくない、もう今は到底頑張れない。
人生で初めて精神科を受診しました。
事前にネットでいろいろ自分の状況を調べると「適応障害」にかなり近いのかなと思っていましたが、「抑うつ神経症」という診断でした。
おそらくですが、適応障害はどちらかというとある特定のストレスが原因で(今回の場合であれば仕事)「食べられない」「眠れない」など体の機能不全が出ることが多いのに比べ、私は気分障害(涙が出てくる、落ち込み、無気力、自己肯定感の低下、イライラ等)がメインだったことからこの診断だったのかもしれません。
(厳密なすみ分けは素人にはわかりませんので、各自お医者様の判断に従ってください)
人事に診断書を提出し、産業医とも面談の上、休職が決定しました。
ストレスの根源であるマネージャーとのやりとりは禁じられ、人事とのやりとりになったためとても気が楽で感謝しかありませんでした。
ここまでが、休職に入るまでの流れになります。
タスクを外され休みだした途端にドッと不安感、無気力、ひどい頭痛で一日中寝てることが増えましたが、元気になるべく散歩や食事改善などをして2カ月経った今はだいぶ元気がたまってきてこうしてブログにアウトプットしたいと思えるまでになりました。
休職中に何をして回復していったか、また続きを書ければと思います。
もし今、休職直前や休職中のワーママの方がこれを読んでいたら、こういいたい。
今まで本当に頑張りすぎるほど頑張ってきたのだから、会社の制度を堂々と使ってまずは休んでください。
私もそうですが、きっと1人目の出産をしてから本当に自分の置かれる状況が激変した中、とにかく走ってきたと思います。本当に本当によく頑張りました。
今は休みましょう。休んで元気をためて、また出発しましょう。スマホの充電チャージと一緒です。ぶっ壊れてからでは修理が大変で時間もかかります。
私も最初はどうなることかと思いましたが、ありがたいことに徐々に元気がたまってきました。
自分が自分らしく人生を生きていくために、じっくり考える時間をもらえたと思っています。
つづく