これなしに前回の私の育休は語れない!ほど思い出深くて楽しくて素晴らしい仲間に出会えた、ママボノに参加した話について書こうと思います。
今までバリバリ働いてきて、育休中にウズウズしてる仕事好きなお母さん、結論から言うと超おすすめです!
ママボノって何?
育休中や離職中の子育て女性たちが、仕事復帰に向けたウォーミングアップと同時に社会貢献活動を行える場、それが「ママボノ」です。
社会人ワーカー全般を対象にしたプロボノ活動で多数の実績を持つ認定NPO法人サービスグラントが、2013年度に開始しました。
再び仕事を始めるにあたり、子育てと仕事の両立に不安を抱えるママ、この活動を通して仕事の感覚を取り戻したいママ、この貴重な時間を使い、今しかできない経験で自分の幅を広げたいと思っているママ。「ママボノ」にはそんな人たちが参加しています。
「ママボノ」で行うのは、「プロボノ」と呼ばれるボランティアプログラムです。 社会的な問題の解決やニーズに応えるために活動するNPOなどに対し、お金ではなく仕事のスキルや経験を活かして、6名前後のチームを組み支援することで、社会課題解決に貢献します。
約2か月という参加しやすい短期間で、活動時間の目安は週5~10時間程度です。子どもから目を離しづらい0歳児ママ、離職期間の長いママも参加しやすいよう配慮しています。ママだけでチームを組むママボノだからこその気づきやチーム力は、支援先のNPOからも高い評価を受けています。
参加はもちろんお子様連れでOK。2人目、3人目ママも歓迎です。これまでの仕事では出会わなかったような多彩な人との関わりやテーマを通して、自らをひと回り成長させるような刺激を得られるママボノ。あなたも「ママボノ」で、スムーズな仕事復帰、そして更なるステップアップを目指してみませんか?
https://mamabono.org/entry/
…ちょっと何言ってるかわからない?笑
わかるけどなんかめんどそう?って感じでしょうか。
私も最初ママボノを知ったのは産前に、仕事で受けたなんかのセミナーでちょっと紹介されてたのを聞いただけでした。
「へー。育休中に自分のスキルを活かしてボランティア?ちょっとおもしろそうだな〜」くらいで、産後ふと思い出し、よくわからず参加ボタンを押しました。
プロボノ=スキルを活かしたボランティア
ママボノはそのお母さんバージョンになります!
ママボノで自分のスキルの棚卸
私は新卒から同じ会社に勤めていて、転職活動をしたことがなかったので、まずこの10年以上働いてきて自分の持ってるスキルの棚卸と、そのスキルの言語化が必要でした。
代理店系の仕事で企画営業をしていたので、クライアントにヒアリングして提案のプレゼンをしてプロジェクトの進行管理は一応できるなあと。
またプロジェクトマネージャーとしてチーム員の構成、指示、管理もできます。
で、これ名前をつけるとなんて言うスキルなんだろ?ってとこからでした。
ママボノで出会ったチームメンバーにはライティングスキル、マーケティングスキルなど名のつくスキルを持ってるメンバーもいれば、私のような曖昧だけどなんか活かせそうなスキルを持っているメンバーもたくさんいました。
仕事をしてきたママたちなので、絶対に何かしら経験とスキルが身についてますよね!それの名前=言語化 することが今までなかったのでとても勉強になりました。いずれ転職するときが来たらこの辺は役立ちそうです。
ママボノのざっくり流れ
ママボノHPにも流れは出ていますが、参加者目線で振り返ってみるとこんな感じです。
- Web上でスキルの登録、希望案件への参加申し込み
(この際に、リーダーとしてか、いちチーム員としてか選べます。私は何を思ったかリーダーに立候補してしまいました笑 結果とても楽しかった!) - 事務局がスキルを見極め、案件ごとにチーム編成の決定
- キックオフミーティングでまずはチームメンバーと初顔合わせ(赤ちゃん連れ笑)
- 次は案件の依頼主たちと顔合わせ、課題のヒアリング
- 課題解決へ向け活動(赤ちゃん連れで現地に聞き込み調査したり、メンバーだけで作戦会議したり)
- 課題解決への成果物のプレゼン、承認
- 活動のまとめへ
- その後フォローアップの勉強会数回
こんな内容をみんな赤ちゃん連れの育休中ママたちが約2ヶ月かけて活動します。
ママボノへの案件依頼主と成果物??
自分が参加するときに、この辺が全然わかってなくて飛び込んでしまいました笑
持ち前のチャレンジ精神のみで飛び込んでしまいましたが、初回の依頼主たちとのキックオフミーティングで課題のヒアリングしてる途中まで全体図を理解するのに少し時間がかかってしまったので、あらかじめ理解しておくといいと思います(そんな状態でリーダーに手を挙げるのは私くらいかもですが笑)
ママボノ(=プロボノのママver.)は「スキル」を活かしたボランティアなので、私たちが仕事して培った経験スキルを求めている依頼主がいるということになります。
私の例でいくと、案件依頼主はとある地域の商店会連合会の方々でした。
日頃何気なく買い物したり通っている商店街も、お店さんみんなで商店会という組織に参加して、みんなでお祭りをやったり地域の課題解決に取り組んだりいろんなことをされています。
ただ、お店の切り盛りをすることがメインのみなさんなので、例えばですがお祭りや防犯などのチラシをつくるにもパワポでつくる?デザイン会社にお願いしたらお金かかる?商店街の手書きのアンケート調査してみたけど集めておしまいで活かせてない?などお困りのことが多いようです。
そこで、プロボノのママver.、ママボノがスキルを活かしてお手伝いする!という活動になります。
パワポなら得意だよ!デザインなら任せて !アンケート分析なら任せて!と言った具合です。
そして成果物とは、案件によって異なるのですがパンフレットやチラシの中身のまとめとデザイン作成やWebサイトの制作など、が多いようです。(中にはマーケティング調査を実施して分析し、お渡しするとこまで などもあるようです)
ママボノってどんな人が参加してた!?
まあ自分も大概変わってることに首突っ込むの好きだとは思いますが笑、私のチームにいたメンバーは下記のような感じでした。
- IT系
- ライター
- 電鉄系の人事総務
- 保育関係の職員
- 教育関係の広報
- 広告代理店系 企画営業 etc…
いや〜みんな1〜3人の子供がいる、同じ働くお母さんですが、スキル集結!って感じですよね。ちなみに、みんな普通の方です。笑
頭はキレるが、現在、育休中のママたちです。しかも育休に飽き足らずなにかしたい!と思って応募した、そんなみんなと「仕事」するんだからおもしろくないわけないですよね。笑
ママボノ終了後も折を見て集まったり連絡をとったり、ゆるい関係ながらも職場でも地域でもないママ友というより子育てし働く戦士仲間(!)ができたことがとっても嬉しく思います。
後半はママボノ参加中のことと、その後について書きます。
とにかく、家でちょっとウズウズしてるお母さんには、参加を激しくおススメします!
ボランティア??
損するどころか素晴らしい発見や仲間との出会いしかありません。
気になった方はぜひ、ママボノサイトへGO!