漢方歴7年がご紹介します!
ここ最近、2度の出産や産後の体調不良、そしてPMS(月経前症候群)のどうにもならないイライラなどで漢方にとっても助けてもらうこと増えてるなと感じるので、いろいろな不調で困っているお母さんに1つの方法として漢方をおすすめしてみようかなと思います。
漢方との出会い
漢方歴7年…と聞くとあれですが、いつも通っている漢方医の電子カルテを覗いてたら、最初は30歳で来院してました。早いものです…
私と漢方の出会いは30歳くらいでめまいを発症したときでした。当時は結婚もしておらず管理職として部下を抱え日々夜遅くまで仕事に邁進していたのですが、
あれ?部下の報告が頭に入ってこない?視界が遅れてついてくる…常に視界が地味に揺れてる…?
しばらく続き日常生活でもめまいが気にかかり仕事にならなくなりそうに辛くなってきたので、いよいよこれはおかしいなとまずかかったのは脳神経外科でした。
しかし先生曰く、この程度でMRIで検査しても何も出ないことがほとんどだけど、検査しますか?といわれ終了…。メニエール病のようなグルグル回転系のめまいなら耳鼻科を受診したでしょうが、それとは違うすごく地味なふわふわ感。
いろいろ検索した結果、病名のつかない不定愁訴には漢方がいい、という情報に藁をもすがる思いでたどり着き、母に漢方医知ってないかなと聞いてみると地元に名医がいるよ、と紹介してくれました。
はいこんにちは。今日はどうしたの?
ここのところめまいがひどくて仕事に支障をきたしそうなんです…
(じっと顔を診る)はい、手首出して(脈を診る)……
そしてそこに2~3週間毎に通い、先生と様子を見ながら私にベストな漢方を見つけているうちに気づいたら治りました。
そこから、この先生と漢方のお付き合いは7年になります…!
不定愁訴とは?
常会話の中ではほとんど耳にしない「愁訴」というこの言葉には、「苦しみや違和感を口に出して訴えること」という意味があり、「原因がはっきりわからないけれど、なんとなく体調が悪い」といった状態のことを「不定愁訴(ふていしゅうそ)」といいます。体調不良を感じて病院で診察・検査を受けても、特に異常は見つからず不調の原因がわからない……。実は、こうした症状を感じている人は多く、成人では20~30%の人が不定愁訴をもつと推定された報告もあります。
※ Rosendal M, Olsen F, Fink P:Management of medically unexplained symptoms. BMJ 330:4-5, 2005
https://www.aska-pharma.co.jp/mint/womanhealth/futeisyuso/
特に女性に多いようです。身に覚えありすぎますね。全部。
むしろ私は不定愁訴の塊か?笑
ってくらいあります。
とくに、20代~産前まではPMS(月経前症候群)はイライラ症状はなく、どちらかというと気分の落ち込みがあり、涙もろくなったり虚しくなったりという症状だったのが、出産後は子育てしているからかもしれませんが明らかにイライラの症状に変わってきたなと実感しています。。
産前産後にお世話になりっぱなし
その後、何か西洋医学では治せない系の不定愁訴はとにかく漢方に行くことにした私。結婚し、妊娠したことを告げるととても喜んでくれ、
婦人科系こそ漢方の出番だからな。任せなさい!
妊娠中のひどい便秘も、私の体質に合っているツムラの漢方105番「通導散」で1発で解決。以後出産して間もなく1年経ちますがずっと飲み続けていて、授乳中の便秘とも無縁で過ごせました。
また産前からずっと飲んでいる“血の薬”こと太虎堂の「きゅう帰調血飲」は、妊娠・出産そして授乳ととにかく血液を使いまくる母体をケアしてくれているようで1人目の産後よりもだいぶめまいやフラフラに効いているようです。
1人目の産後は、半年経った頃に本当に疲れとめまいがひどくなってから漢方に駆け込みましたが、今回は産前からずっとケアできてよかったなあと思っています。
1人目からもっと漢方に頼ればよかったと痛感!
産後PMS悪化⁉イライラピークでお皿を割った
漢方すごいなと思ったのが、2人目産後半年くらいのころ。自分ではないくらい夫や息子にイライラする。子育て人生初めて、本気の大声を出したし、レゴを投げたし、ついにはお皿を割ってしまったのです。
怒りに任せて見境なく怒ってる人は大人げない と思っていた自分が、、、これは、、PMS(月経前症候群)がかなりひどくなっている…
ちょっとこの怒り爆発加減は、、私ではない…
これはおかしいと思い漢方に駆け込みました。
PMSのイライラね。まだまだ先は長いんだから。ハイ、これ飲んでみて。
これが効いたんですねえ。この時の漢方は、私の体質症状に合わせた4種MIX!とっても苦い薬なのですが、明らかにおかしい勢いで湧き上がっていたPMSのイライラが出なくなったのです。
本当に漢方の底力を体感してしまいました。子育て中とくにPMSで自分でどうにも収まらないレベルのイライラに困っている方は相当数いるだろうなあと感じています。自分もまだまだ真っただ中にいますし、子供たちに大声で泣かれどうにもならない毎日ではありますが、そんなときは目をつむって
私には漢方がついている…!
と思うと少しだけ冷静に笑 その後一度も何かを投げたり大声出しさずになんとかやり過ごせています。
漢方はどうやって手に入れる?
一番おすすめはこちら。「漢方 地域 保険適用」「漢方 地域 婦人科」などで出てくることが多いようです。婦人科に併設されていたり、漢方外来を用意している医院もあります。がちょっと見つけづらい…
近所の方などの口コミも参考になりますし、地元の調剤薬局の人に「この辺で漢方保険適用の病院ってあったりします?」と聞いてみたりするのもありかもしれません。
調剤薬局の薬剤師さんは実は地元の健康の情報通だったりします!すごく腕のいい接骨院は薬局の方に教えてもらいました笑
こちらはきちんと診察してもらったうえで、医師と一緒に個人個人にベストにあった漢方を探していくので効果的だし、かかりつけ漢方医がいると、長い人生とっても心強いなあと思っています。
ドラッグストアにも各種症状を謳った漢方がずらりとならんでいます。まずは手軽に試してみたい場合には便利です。しかし医師に処方してもらう医療用漢方よりも成分が少ないなどはあるようです。市販の風邪薬などと一緒ですね。
以下ツムラ公式サイトより
漢方薬(漢方製剤)に含まれる生薬成分は同じです。医療用漢方製剤が医師の診察に基づいて選ばれるのに対し、ドラッグストアなどで売っている一般用漢方製剤は、服用者自身で選び、購入することができます。なお、一般用漢方製剤は安全性を考慮して、1日の服用量中の成分量が少ない場合があります。
https://www.kracie.co.jp/soudanshitsu/qa/10154922_4569.html
改めて見回すと漢方薬局って案外、駅前などにちらほらあるなあと思います。こちらは薬剤師さんと相談しながら漢方を選んだり、調合できたりするようでです。が、いかんせん処方ではないので保険適用外でやや高額なことが多いかもしれません。近くに保険適用の漢方医が見つからなさそうな場合などは、一度相談してみるとよさそうです。
一般には西洋薬を中心に診察している医師が多く、適切な漢方薬を選んでもらうには漢方専門医にかかる必要があります。多忙な病院の場合は話を聴いてもらえる時間をとるのが難しいかもしれません。一方、漢方薬局では煎じ薬の他、病院やドラッグストアでは取り扱いのない市販の漢方薬を扱ったり、複数の漢方薬を自由に調合できるなど選択肢がたくさんあり、幅広い対応ができます。また漢方に詳しい薬剤師一人一人に相談時間をじっくりかけて対応します。
https://midikana.com/post-3911/
まずは保険適用の漢方医がいないか、探してみるとよいと思います。
オススメ漢方小説
その名もすばり「漢方小説」
独身やさぐれ女子を書かせたら右に出る者はいない、めちゃくちゃ笑えて大好きな中島たい子さんの小説は主人公と一緒に漢方の世界へ入っていけて漢方導入編にオススメの1冊です。
31歳独身彼氏無しの主人公みのりが、1人暮らしのアパートで激しい胃痛に倒れ救急車に運ばれるシーンから始まります…原因は元カレの結婚報告…?その後、4人の医師に診察されるも不調の原因は不明…そこから5人目の医師、漢方医との出会いが始まります。
👇私個人的激押し小説家 中島たい子さんの記事はこちら
ワーママにも効く!?┃笑えてじんわり元気になれる中島たい子オススメ小説5選子育てママこそ漢方は強い味方です!まとめ
漢方歴7年の、イチユーザーとして漢方って本当に子育てママこそ有効かもしれないよということをご紹介してきました。とにかくお母さんが元気じゃないと家は周りません!
お母さんの健康ファースト!
まだまだ続く大変な子育て期、漢方に限らずですがちょっとした不調を相談できる心のよりどころを用意しておくと非常に心強いものです。とにかく子育てママさんは自分の健康まず第一!自分のケアも大事にされてくださいね!そして一緒に大変な時期を乗り越えましょうね…!
最後までお読みいただきありがとうございました…!✨