もはやワーママに限らない、未来の働き方を考える3冊│まとめて要約とそれぞれ向いている人…転職・副業・起業など自由に動く時代

この夏は働き方についていくつか本を読んでました。

3冊ですが、すべて同じことを言っているなあとわかってきました。これがこれからのスタンダードになるのは間違いなさそうだ。

新卒から入社して13年、転職を考えたことのなかった私も、2度の育休にこのコロナ禍での世の中の目まぐるしい変化でいくつかの本を読んだので、ご紹介できればと思います。

この記事はこんな人にオススメ

・働き方についてもやもやしている

・働き方についてのオススメの本が知りたい

どれも言っている意見の基本は同じ

この夏読んだのは下記3冊です。ちきりんさんの著書だけ約6年前の本ですが、全く古さを感じないどころかちょうど時代が追いついた、という感じでしょうか。

ちきりん著「未来の働き方を考えよう」2015年出版

村上臣著「転職2.0」2021年出版

黒田悠介著「ピボットライフ」2021年出版

他にもたくさん働き方の本は出ているでしょうが、おそらく最近のこれ系の本の言っていることの基本はこんな感じです。

  • ご存じの通り終身雇用は終わった
  • 新卒からずっとの会社を辞めるの、怖いよね わかるよ!でも何が怖いかひも解いてみよう?
  • 人生100年時代=50年近く働くんだよ
    1本道のキャリアはありえないのでは?
  • 自分のスキル経験を活かしてジョブ型雇用で乗り換えていこう
  • 我慢する必要はない(そんな暇はない)
  • ゆるく人とつながることでチャンスがあるかも
  • 発信することでチャンスがあるかも

こんな感じでしょうか。特に、下2つは今風ですね。そういう著者が書いてる本を読んでるからかもしれませんが…私もこの辺の効果を感じ始めていた部分だったので、激しくうなずいて読み進めました。
昔の転職本だったらこんなこときっと書かれてないと思います。

どれも読んで非常に勉強になるとともに、行動を起こそう!と思える素晴らしい本でした。

3冊とも向いてる人がかなり違うなあ~とも感じたので、その辺もまとめてみます。

「未来の働き方を考えよう」働き方考え初めにオススメ

この本は、題名の通りこれから先の働き方全般に思いをはせるのにうってつけの1冊でした。文章も非常に読みやすくあっという間に読めてしまいます。

特に、終身雇用が終わる終わると聞いてるけど本当の部分が理解(腹落ち)できていない、我々の親世代の高度経済成長期のモーレツ社員の背景など、非常にわかりやすく勉強になりました。

caasan
caasan

もう昭和型の働き方はマジでないんだな。

また著者のちきりんさんが、すばり40代まで大手で務めてきて辞めた話は非常にリアルで共感できます。ぶっ飛んでて実際はマネできねーよ!と思う著者が多い中、一般人に非常に近い感覚で書かれた本です。

ゆるく広く、まずはぼんやりと今のままの働き方ではいけなそうだよな~でも大それた動きはできなさそうだ、、という人に、深く1人で考えるきっかけをくれるオススメの1冊です。

「転職2.0」まさに転職したい人する人にオススメ

この本については、別記事でも詳しく書いていますが、まず「転職しようかな/転職活動中」まで来てる人に非常にオススメです👇

転職2.0ワーママ転職2.0│お母さんだって働き方を我慢する必要のない時代へ…後悔しない転職指南書「転職2.0」を読んで

特に、ワーママが転職するとなると「フルリモート」「フルフレックス」などの労働条件を考えて動くことが非常に多いのではないでしょうか。

=ベンチャーが多い!?

でも、ベンチャーにいきなりアラフォー近くのおかんが飛び込んでって大丈夫なのか、超不安じゃありませんか?

caasan
caasan

私はめちゃくちゃ不安です笑

この本は、ベンチャーに向いてる人or大企業に向いてる人や、一口にベンチャーといっても設立年数や社員の人数で会社のフェーズが異なることなど詳しく書いてくれているので、面談や面接時に詳しく確認したり入社を判断する材料を与えてくれています。

しかも、ベンチャー行った後はまたどうするんだろ、そこでずっと働くの??女性は特に、50代60代になってどんな働き方をしているか想像つかない人がほとんどでしょうか。私もそうです。

その辺の疑問も、ジョブ型雇用でスキルやネットワークを広げまたその経験を活かしてまた華麗に転職(起業なども含め)していけばいいのだとイメージできました。

いい意味で、現職への未練を断ち切りさわやかに次へのステップを進めたくなる、背中を押してくれる本です。

「ピボットライフ」はアグレッシブな人にオススメ

こちらは、転職に限らず起業や副業(複業)を含めた、かなりアグレッシブにまさに縦横無尽に動きたいタイプの人にオススメします。

前半は普通の転職を考えてる人にも参考になる部分が大きいです。とくに今あるスキルや経験を転換してどんな仕事に移っていけそうか考え書き出すハニカムマップはユニークで、ぜひやってみようと思いました。

本の後半はもっとアグレッシブに経験やスキル、人的ネットワークを広げていきたい人に向けた具体的なアクションがたくさん紹介されています。

とくに、コミュニティ(元祖でいうと勝間塾や最近だとリベ大的な)に入ったり運営したりの話は私は全く関わったことがないので読んで勉強になりました。

caasan
caasan

コミュニティってなぜかちょっと怪しい…笑(そんなことない)

でも実は、コミュニティに似たような活動に前回の育休中に参加し、そのメリットを非常に感じていたのでそうそう!と思いながら読み進めました。

同じ思いの人間が集まり、基本的には応援しあえる場になるので、様々なプロジェクトを通してお互いのスキルや課題の評価し合ったり、同じワーママとして悩みや考えていることのブレストなど、得るものが非常に大きかったのです。

👇スキルのボランティア・プロボノの育休中Ver.ママボノに参加した話はこちら

育休中の過ごし方−ママのプロボノ=ママボノの参加した話 前半−

確かに、会社と家庭以外のコミュニティ=3rdプレイスを持つって大事だよなあ、と思いました。

働き方について考え続ける

取り急ぎこの夏に読んだ3冊がどれも同じ方向性だな~と感じたのでまとめてみました。きっとこれが令和のスタンダードになっていくのではないかなと思いました。

アフターコロナはまだ見えませんが、もうモーレツ社員の昭和には戻らないでしょう。絶対に…
ではどんない動きをしていこうか!?

変に不安を煽らないどころか、ウォー私だってやったるぞーーと元気をくれる本たちです。

caasan
caasan

これ系の話は誰かとブレストしたくなりますね~。しかしかなり人を選びます。笑

まだまだ読んでみたい本はあるので、オススメがあればぜひ教えてください…!

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